【シールドの選び方】セッティング別 オススメの長さ
シチュエーション別 最適なシールドの長さは?
エレキギターやベースには絶対に欠かせないシールド。
1メートルやら3メートル、5メートルやら長さがたくさんあって選びづらいなんて方も多いかと思います。
今回はシチュエーションや使い方に合わせたシールドの長さの選び方を解説します。
なお、長さ順ではなく一般的によく使われる長さ順で解説します。
長さ5メートルのシールドは汎用性抜群!
5メートルのシールドはとても扱いやすく、3メートルとあわせて最も人気度も高い長さです。
長は短を兼ねる、迷ったら5メートルがオススメ。
ただし、長すぎるとそれはそれで邪魔になることもあるので注意。
5メートルの長さが最適なのはライブハウスやスタジオでエレキギターやベースをアンプに直でつなぐ場合など。
スタジオやライブハウスでアンプ直の場合で長さ3メートルのシールドでは若干こころもとありません。
アンプの前から不動!にしたって、多少の余裕も含めて5メートルはあった方がいいでしょう。
またエフェクターを使っている場合でもアチコチ動き回りたい方はエレキギター・ベースには最低でも5メートルのシールドがオススメです。
大人気で使いやすい3メートルのシールド
3メートルのシールドはエフェクターを使う人や自宅での練習にオススメ。
先述の5メートルとこの3メートルがシールドの中では最も一般的な長さ。
家で暴れ回ったり大豪邸ならともかく、自宅で練習するだけなのに5メートルだと少々長すぎる場合があります。
大豪邸に住んでるヤツはシールドの長さくらい間違えても大丈夫ダ好キニシロ。
またアンプとエレキギター・ベースの間にエフェクターをつなぐ場合。
エレキギター・ベースからエフェクターまで、エフェクターからアンプまではそれぞれ3メートルくらいの長さが適しています。
ちょっと短めの長さ1メートルのシールド
1メートルのシールドは正直中途半端であまり使いどころはありません。
エレキギターやベースをアンプやエフェクターにつなぐには長く、エフェクター同士をただつなぐには短い。
ちょっとチューナーを使いたい時に使うとか、そんな程度の使い方しかできません。
何か決まった使い方があるのでもなければ選場ない方がいいでしょう。
8メートル・10メートル
8メートルや10メートルなどここまで長いシールドを使うことはそうないでしょう。
そこまで広々としたステージで楽しく動き回れるのはうらやましいかぎりですが、無駄に長いシールドは音にも悪影響を与えてしまいます。
あまりオススメはしません。
そこまでスケールのデカいライブで走り回るのであれば、思い切ってワイヤレスシステムを使うことをオススメします。
15センチ、20センチ、30センチ、50センチなどのパッチケーブル
1メール未満のシールドケーブルは主にエフェクターとエフェクターの間をつなぐパッチケーブルとして使用されます。
その短さゆえに他の用途には向きません。
50センチともなるとパッチケーブルとしては長すぎますが、かといって1メートルのシールド以上に使い道がなかったり。
パッチケーブルも基本的には15センチが主流で、エフェクターボード内の折り返し地点や、エフェクター同士ののアウトプットとインプットが遠い時に20センチや30センチの長さを使います。
カールコードシールド
シールドにはケーブル部分がくるくるとカールしたカールコードタイプの商品もあります。
固定電話の受話器についているコードみたいな。
(最近みないのでわからない人もいるかも)
これ、実質の長さの割にはコンパクトだし、動き回っても絡まりにくくて取り回しは非常に楽。
ですが、
- 実質長に対してコードの長さが非常に長いため、ノイズがのりやすいなど音の劣化の心配がある。
- 使っているうちにケーブルのカールが劣化してしまう。
などのデメリットがあり、あまりオススメはしません。
ただ、奥田民生さんはVITAL AUDIOのカールコードはむしろストレートタイプのシールドよりも音がいいと太鼓判を押してたり。
管理人も実際一時期使っていましたが、確かに特に音の劣化は感じませんでした。あれだけ長さのあるシールドなのにすごい。
友人のベーシストがいたく気に入っていたのであげてしまいましたが。
シールドの長さの選び方 まとめ
- 自宅で練習する時やエフェクターを使う時は3メートルのシールドがオススメ。
- ライブハウス、スタジオなどでアンプ直で使う時は5メートルのシールドがオススメ。
- 8メートルや10メートルなど長いシールドや、1メートルなど中途半場に短いシールドはあまりオススメしない。
- エフェクターを複数使う場合はパッチケーブルと呼ばれる15cmや30cmなど短いケーブルがオススメ。
- カールコードタイプのものは使いやすいがケーブルが無駄に長くなるため、音の劣化しやすいデメリットがある。
もちろん人それぞれ使い勝手の好みなどもあるかとは思います。
しかし、楽器店員がエレキギター、ベース初心者の方にシールドの長さをオススメする時も、今回解説したシチュエーション別で目安にすればそう大きく間違うことはないでしょう。
以上を参考に、ご自身のセッティング、使い方に最適なシールドの長さをお選びください。
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