【エレキギター・ベース初心者向け】エフェクターのつなぎ方
エフェクターをつなぐ順番とつなぎ方
この記事のポイント!
- ポイント1
- 複数つなげる場合は短いパッチケーブルを使う
- ポイント2
- エフェクターをつなぐ順番も音色に影響を与える
エフェクター1台のつなぎ方
エフェクターが1台だけの場合は単純にシールドを使って
ギターからエフェクターのインプット、エフェクターのアウトプットからギター、ベースアンプへ。
でつなげばオッケーです。
エフェクター複数のつなぎ方 パッチケーブルを使う
エフェクターが2台以上ある時でも基本的なつなぎ方は同じ。
ですが、エフェクターとエフェクターはパッチケーブルと呼ばれる短いシールドでつなぎます。
パッチケーブルとは15cmや20cm、30cmなどごく短いケーブル長のシールド。
最初のエフェクターのインプットには、ギター、ベースから普通のシールドを使ってつなぎます。
そのあとはエフェクターのアウトプットから次のエフェクターのインプットへパッチケーブルでつなぐ、
最後のエフェクターのアウトプットから普通のシールドでつなぎます。
基本的にエフェクターの右側にインプット端子、左側がアウトプット端子となっています。
右から左へ聞き流す~♪ってな感じでつないでいきましょう。
エフェクターとエフェクターの間にも普通の長いシールドを使っても音はでますし、動作に問題はありません。
しかしシールドは長いとノイズを拾ったりサウンド劣化の原因にもなってしまいます。
取り回し、セッティング的にも使いづらいし、エフェクターとエフェクターの間にはパッチケーブルを使いましょう。
パッチケーブル自体は画像で紹介したような両L字タイプで15cmのものが使い勝手がよく最も一般的です。
ただし、BOSSやMXRのようにインプットやアウトプットが横についてるものばかりではありません。
エレクトロハーモニクスなど、エフェクターの上部についているものもあり、横から上につなぐ場合は通常よりも長さが必要になるので注意。
そういった場合は20cmなど余裕を長さに少し持った方がいいでしょう。
エフェクターをつなぐ順番
エフェクターのつなぎ方、というか順番としては
[ピッチ系] → [ダイナミクス系] → [歪み系] → [モジュレーション系] → [音を切りとる系]
ペダルチューナーなどチューナーをつなぐ場合は一番最初、ギターやベースのすぐあとにつなぐのが基本です。
まず最初にピッチ系、ピッチシフターやオクターバー、ハーモナイザーなどをつなぎます。
ダイナミクス系のコンプレッサー、リミッター、エンハンサーなどはピッチ系よりあと、歪み系よりは手前に。
そしてお馴染み歪み系はオーバードライブやディストーション、ファズなど。
フェイザーやフランジャー、コーラス、リバーブなどいわゆるモジュレーション系のエフェクターは、歪み系のうしろに。
そしてディレイやトレモロ、ルーパーやパンニングマシーンなお音を切りとる系のエフェクターは最後につなぎます。
なぜこのようなつなぎ方がいいのかは下記リンクにて詳しく解説していますので、ぜひ併せてお読みになっておいてください。
また歪み系以降のエフェクターはアンプのセンドリターンを使った方がキレイにかかります。
エフェクターのつなぎ方 まとめ
- エフェクターはギターからインプットへ、アウトプットからインプットへ、アウトプットからアンプへ、の順でつないでいく。
- エフェクターはどうつないでも音は出るが、順番を気を付けないとキレイにかからないので注意
- エフェクターとエフェクターの間にはパッチケーブルと呼ばれる短めのシールドでつなぐ。
以上がエフェクターのつなぎ方の基本。
先述の通り、今回はエレキギター、ベース初心者、ひいてはエフェクター初心者の方向けにつなぎ方を中心にお伝えしました。
エフェクターをつなぐ順番やその他注意点などについては別途解説していますので、詳しくは下記関連記事よりご覧になってください。
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