初心者にオススメのウクレレ&選び方!
これからウクレレをはじめる初心者向けに、手頃な価格で造りの良いウクレレを選び方のポイントをまじえてご紹介します。
ある程度造りがよくないとチューニングしにくいなど苦労することになるので、特に初心者には少なくとも今回ご紹介する1万円クラスのものがオススメです。
一本目にはFamous(フェイマス)
Famousは1955年にウクレレの製造を始めた国内シェアNo1の老舗ブランドです。
ラインナップはすべて日本製ながら価格は1万円代からとコスパが非常に高く、特に入門用の一本目として非常に人気。Famousでウクレレをはじめた方は多いことでしょう。
クセがなくチューニングしやすいFS-1Gがオススメ
最初の一本目にはFamousのFS-1Gが非常にオススメです。FS-1はマホガニー材を使ったソプラノサイズで、ひょうたん型のボディー。
ウクレレでは一般的な仕様でクセがなく、入門用の一本目に最適。
しかもチューニングが簡単なギヤペグなので、初心者にも安心してオススメできます。
ウクレレの演奏自体は実は簡単で、初心者の最大の難関は音を合わせるチューニングです。
FS-1Gのボディーに使われている木材はベニヤ状の合板。音質や鳴りは合板よりも単板の方が優れていますが、耐久性はFS-1Gに使われている合板の方が上です。
日本製ならではの造りの良さで、音質も初心者が練習用として使うには全く問題ないレベル。
木の楽器は扱い方を間違えるとひび割れなど故障が起こることもあるため初心者には合板が適しているといえるでしょう。
合板は価格が安いのも魅力。FS-1が日本製ながら価格が安いのはこの辺りの事情もあります。
ウクレレといえば!ハワイアンコアを使ったFS-5G
同じくFamousのFS-5Gもオススメです。こちらもチューニングしやすいギヤペグ仕様。
FS-5はハワイアンコアを使ったウクレレで、コロコロとした軽やかなサウンドと白い木目が魅力です。
(FS-1はマホガニーを使っており、どちらかといえば落ち着いたマイルドな音)
ハワイアンコア自体がワシントン条約で保護されていることもあり若干高価ではありますが、ウクレレらしい明るいサウンドとエキゾチックな外観で人気です。
っていうかFS-5G、ハワイアンコアでこの価格はスゴイ。
サイレントウクレレにもなるT’sウクレレのEC-100も
ウクレレをはじめる時に気になるのが騒音でしょう。
ウクレレもいわゆる箱物のアコースティック楽器なので、どうしても音が鳴ってしまいます。音量調整ができないんです。
そこはT’sウクレレ(ティーズウクレレ)のEC-100にお任せ。
EC-100はエレキウクレレでボディーに空洞がないため、大きな音が出ません
自宅でガシガシ練習していても騒音にならないメリットがあります。ボディーが空洞の普通のウクレレに比べ若干重い点はデメリット。
しかしボディーが薄い&肘を入れるためのカットが施してあり、持ちにくいとは感じさせません。そもそもこのサイズなので重いといってもたかがしれたものです。
コンサートサイズなのでフレットの幅が少し広い&ボディーも大きめで、大人の方にはむしろ弾きやすいはず。
しかもEC-100もギヤペグモデルなのでチューニングも楽です。
T’sウクレレはギター専門工房のT’sギターから派生日本でも有数のウクレレ専門の工房。
若干値段は張りますが品質は一生もの。予算が許すならばぜひご検討ください。
入門用一本目にオススメのウクレレ まとめ
- 一本目のウクレレには低価格ながら日本製でコスパの良いFamousがオススメ。
- ウクレレで最初の難関はチューニングなので、チューニングが簡単なギヤペグモデルが良い。
- 騒音が気になる方はサイレントウクレレにもなるエレキモデルがオススメ。
やたらと日本製を勧める理由は、ウクレレはいい加減な造りのものが多い楽器だからです。
ウクレレ自体が本場ハワイでもお土産みたいな位置付けで販売されているものが多いものです。
楽器というよりもオモチャのようなものが多く、木部の造りも雑なため音程や音が悪いばかりか壊れやすかったりします。
もちろんハワイ製や海外製でもすごく造りの良いウクレレもありますが、そういったものは本格的すぎて非常に高価。
その点、FamousやT’sウクレレなど日本製のウクレレは造りの割に価格が安く入門用の一本目にはピッタリです。
最初は日本製からスタートして、ある程度好みが出来てきたら買い替えたり買い足すのが良いでしょう。
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