【ラッチ型とアンラッチ型の違い】 外部フットスイッチの使い分け 【BOSS FV-5L と FV-5U】

2016年11月24日

BOSSのFV-5LとFV-5Uの違いは?ラッチ型とかアンラッチ型どう違う?

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ラッチ型とアンラッチ型の外部フットスイッチの違い

エフェクターやアンプのモード切替を足元でできる外部フットペダルを探していると、ラッチタイプとかアンラッチタイプとか出てきて迷うことってあるかと思います。

アンラッチ型、ラッチ型とは、スイッチを踏んだ時の挙動が違います。

今回は、この外部フットペダルフットスイッチのラッチタイプ、アンラッチタイプについて解説します。

ラッチ型(機械式)

ラッチ型は一回踏むごとにスイッチの経路が切り替わるタイプのフットスイッチです。

一回踏むごとに A → B → A → B ……と切り替わります。

普通のエフェクターのオン・オフの切り替えと同じようなものだと思えばわかりやすいでしょう。

後述のアンラッチ型とは違い切り替え時に踏みっぱなしにしておく必要がないので、ある程度長いフレーズごとの切り替えの時にはラッチ型のものを使うとよいでしょう。

アンラッチ型(モーメンタリー式)

踏む度に切り替わるラッチ型に対し、アンラッチ型は踏んでいる間だけ経路が切り替わる点が特徴のフットスイッチです。

普段は A の状態で踏んでいる間だけ B になり、足を離すと A に戻ります。

中に使われるスイッチの形式にちなんでモーメンタリー式とも。

A → Bに切り替えたあと再び A に戻す時に足を離すだけでよく、もう一度踏み直す必要がないため、細かく切り替えが可能な点が特徴です。

フレーズの中でかなり細かくモードなどを切り替えたり、曲中でもごく限られた部分だけにエフェクトをかけるなどといった使い方向き。

(一小節の中で特定の音にだけディレイをかけたり、ソロだけブーストをかけたり)

他、スイッチをタップしてディレイのテンポを決めるなどといった機能にも対応できます。

これらを踏まえて、あらゆるエフェクターにつなげる外部フットスイッチの定番、BOSS FS-5L と FS-5Uの違い、使い分けについても解説します。

BOSS FS-5L ラッチタイプ

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BOSSのラッチタイプフットスイッチ FS-5L

FS-5LとFS-5Uは、実際にはラッチタイプかアンラッチタイプかの違いしかありません。

そして、FS-5Lがラッチタイプとなっています。

FS-5LのLがラッチ(Latch)の頭文字。

BOSS FS-5U アンラッチタイプ

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BOSSのアンラッチタイプフットスイッチ FS-5U

FS-5Uはアンラッチタイプとなっています。

FS-5UのUがラッチ(Un Latch)の頭文字。

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外部フットペダル ラッチタイプとアンラッチタイプの違い

  • ラッチタイプはスイッチを踏む度に切り替わる。
  • アンラッチタイプはスイッチを踏んでいる間だけ切り替わり、離すと戻る。

ラッチタイプ・アンラッチタイプのどちらでも基本的な機能自体は一緒ですし、切り替えるという意味ではどちらも使えるので構いません。

ただ、やはり使い方によって向き不向きがありますので、ご自身の使用用途、使うエフェクターやアンプなど機材に合わせてどちらかを選ぶとよいでしょう。

もし迷ってしまった時や将来的な汎用性を考えるとどちらか決めかねる……なんて時には、BOSSのFS-6やFS-7もなかなかオススメ。

どちらもラッチ・アンラッチの切り替え機能がついた優れもので、FS-7は縦型のスリムタイプ

どちらもFS-5が二つくっついた形となっていて2つのフットスイッチを持ち、アンプのモード切替・アンプ内蔵のエフェクターのオン・オフなどのアンプコントローラーとしても使いやすいのが特徴

かなり汎用性も高く、オススメです。