世界で初めて宇宙に行った楽器とは…?
世界初宇宙に進出した楽器は、〇〇
突然ですがクイズです。世界で初めて宇宙に行った楽器が何しょう?
みなさん色々な楽器を頭に思い浮かべているかと思いますが、実は……
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正解はハーモニカ!
正解はハーモニカです!
正確には、老舗ハーモニカメーカーHOHNER社のLittle Lady(リトルレディー)という商品。
これ、10ホールズハーモニカやクロマチックハーモニカではなく、ペンダントになるミニハーモニカです。
ちなみにコレ、NASAが『 宇宙で楽器を鳴らすとどうなるか実験してみよう! 』みたいな感じで実験目的で宇宙船に運び込んだのワケではありません。
アメリカの宇宙飛行士ウォーリー・シラー氏が個人的にペンダントとして首に提げて持ち込んだものなのだそう。
そういえば宇宙映画だと大抵、宇宙飛行士が恋人とか家族の写真が入ったロケットを開いてキスをするシーンがあるような気がします。
宇宙飛行は命がけですから、やはり愛する人たちの写真を持って行きたいんでしょうね。
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……ウォーリーさんは恋人とかいなかったのかしら。
いやいや、きっと音楽が恋人という素敵なロック野郎だったに違いありません……!(違います)
そういえばこれリトルレディーですし!小さい淑女ですし!きっとそうだハーモニカが恋人だったんだそういうことにしよううんうん。
ミニハーモニカはオモチャ?
ミニハーモニカといえば楽器店のレジ前とかでよく見かけますよね。
数センチ程のサイズでキーホルダーだったりネックレスだったりでただのアクセサリーとかオモチャだと思われがちですが、きちんと吹いて音を出すこともできる楽器です。
4つのホールで1オクターブ分の音域をもっており、分類としては10ホールズハーモニカと同じダイアトニックハーモニカとなります。
海外だと4Hole Diatonic Harmonicaなんて言われたりもするようです。
実際に前述のウォーリー氏も宇宙での演奏を楽しんだようで、1965年のクリスマスにはウォーリー氏が宇宙船ジェミニ6号から地球へ通信でジングルベルの演奏を贈り、地上スタッフは突然流れ始めたハーモニカの音色に大層驚いたのだそうです。
コンパクトな上に楽器本体他には特に必要なものもないハーモニカは、持っていける荷物が限られている宇宙船に持ち込むにはベストな楽器なのかも知れませんね。
ミニハーモニカのバリエーション
宇宙に初めて行った歴史的楽器となったHOHNERのLittle Ladyですが、そこまで高価なものでもなく、一番高い14K金メッキモデルでも売価で3,000程度と手頃。
ちなみに、ミニハーモニカはHOHNER社だけじゃなく、YAMAHAも造ってますし、TOMBOさんはベビーハーモニカ、SUZUKIからもSONG STARという商品名で出ています。
値段的にはどれも高くても4000円程度と手頃なこともあり、楽器好きへのプレゼントの定番の一つになっています。
ちなみに、SUZUKIからはSONG STARだけでなく、1オクターブ+2音(c3~e4)出せる5穴のミニハーモニカ Metal MajorとMetal Minorという商品も出ています。
管理人が知る限り、このSUZUKIのMetal Minorがミニハーモニカの中では唯一マイナーキーの商品となります。
演奏が出来ると言っても音域はかなり狭く音量も小さいので楽器としては実用的ではありませんが、キーホルダー or ペンダントとして持ち歩けるのでアクセサリーにもなりますし、ちょっとした話題を作るのにも使えてなかなかウケの良いですね。
楽器が好きなあの人へのプレゼント選びで困ったら、ぜひミニハーモニカも検討してみてください。
アレヤコレヤとミニハーモニカの商品を一通り紹介しちゃいましたけど、どれも似たり寄ったりですから、見た目で選んでOKでしょう。
「 ミニハーモニカは初めて宇宙に行った楽器 」なんてトリビア付きで渡したら、きっと喜びますよ。
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