【ギターアンプ】音質?コスパ?見た目?エレキギター入門者・初心者にオススメ5選!
これからエレキギターをはじめる方、選ばないといけないのはギターだけじゃありません。
ギターアンプがなければ音を出せません。
お茶の水の楽器店でアンプを売りまくった私が、初めてギターアンプを買う初心者のみなさん向けにオススメの練習用アンプをご紹介します!
練習するだけなら生音でもいいですが、それではエレキギターの魅力は引き出せないし音作りの練習にもなりません。アンプ、一台は持っておきましょう。
アンプは大きい方が音はいいけど、騒音と値段のバランスも大事
基本的に、ギターアンプはスピーカーや出力ワット数が大きい方がいい音が出ます。
しかし、当然ながら大きくなればなるほど音量も大きくなりすぎますし、サイズもでかくて邪魔に。価格も高くなってしまいます。
自宅で練習用として使う分には10W~20Wクラスが主流です。ある程度広い部屋でも30Wが限界でしょう。
なお、今回はどれも遠慮なく練習できるようヘッドフォンをつなげられますし、スマホなどをつないで音楽を流したり一緒に演奏できるAUX端子がついたギターアンプをご紹介します。
コスパもいいのに音もいい!VOX PathFinder10
自宅練習用エレキギターとして一番種類が多いのって、10W程度で5,000円~6,000円前後の価格帯。
中でも私が一番「 音質がいい 」と感じるのがVOX PathFinder10(パスファインダー10)です。
VOXはかの伝説のロックバンドビートルズも使ったことで有名な老舗ブランドで、中音域に粘りのあるエレキギターらしいサウンドはさすが。
PathFinder10も完成度が非常に高く、かなり長く売れ続けているベストセラー&ロングセラー商品です。
唯一の弱点はイコライザーと呼ばれる音質を設定するツマミがHIGHとLOWしかない点。MIDDLEがないため中音域を自分で設定できません。
しかし中音域はギターサウンドの要になる音域。初心者が下手にいじるよりアンプ任せにした方が結果的にいい音が出ます。
そもそももっと安いアンプだとイコライザーがTONEツマミ一つのアンプもあるし、大した問題ではないかと。
ほか、歪んだディストーション(オーバードライブくらい?)とクリーンサウンドの切り替えもできますし、練習用として使い勝手の良いギターアンプです。
クラシックながらモダンなVOXらしい外観もGOOD。
クセがなく素直なサウンドと主張しないデザイン Ibanez IBZ-10GV2
見た目もコスパも、音も妥協したくない、そんな方にオススメなのがIbanez IBZ-10GV2です。
PathFinder10と同じく10WクラスのロングセラーだったIBZ-10Gのリニューアル版で、このクラスのアンプの中では比較的新しめ。
どちらかといえば伝統を大事にする保守的なVOXに対し、Ibanezは最先端の技術を取り入れていくモダンスタイルのブランド。
イコライザーも HIGH / MIDDLE / LOW の3バンド揃っており、自宅で音作りの練習をするにも最適。
見た目もカッコよく、クセがなく扱いやすい素直な自宅練習用ギターアンプです。
究極のヘッドフォンアンプ VOX amPlug2 / amPhone
もしスピーカーから音を出す予定はなく、ヘッドフォンでしか練習しないのであればVOX amPlug2 や amPhoneシリーズがオススメです。
ギターアンプの中でも最も場所を取らずスマートに練習できる、スピーカーレスのヘッドフォンアンプです。
amPlug2をエレキギターに直接装着し、そのamPlug2ヘッドフォンを挿すだけで演奏を楽しむことができます。
専用のスピーカーキャビネットamPlug Cabinetと接続することで卓上サイズのミニアンプとして使うことも可能。
電池駆動でパワーは大してないはずなのに意外と音が良いという。持ち運びも楽々なので、外にエレキギターと一緒に持ち出して楽しむにもすごく良い。
どちらかといえばamPhoneの方がオススメ
amPhoneはヘッドフォンとアンプが一体となった究極のヘッドフォンアンプです。ヘッドフォンにamPlug2を埋め込んだようなもの。
amPlug2は使うためにエレキギターとヘッドフォンが必要ですが、amPhoneはエレキギターだけあればどこでも練習や演奏が楽しめます。
誰もが考えたことのある「 ヘッドフォンをエレキギターに直接挿して音が出ればいいのに 」が叶う魔法のようなギターアンプ。
個人的にはamPlugよりもamPhoneの方がオススメ。高校生の頃に欲しかったわぁ。
音質に妥協したくない!Marshall MG GOLDシリーズ
自宅練習でも音質に妥協したくない方にオススメなのがMarshall MG GOLDシリーズです。
MGシリーズ → シルバーフェイスのMGシリーズ → MG GOLDと代替わりしてきたシリーズではありますが、変わらず小さい音でも良い音がしてくれるシリーズ。
ここまででご紹介した10W程度のアンプの中では少々お高めではありますが、Marshallの上位機種から受け継いだサウンドにはその価値があります。
少し柔らかく暖かみのあるサウンドと乾いていながらもスムース感のある歪みサウンドはさすがMarshall。
いくつかサイズがありますが、自宅練習用とでは一番小さい10WのMG10か、15WサイズのMG15FXがオススメです。
MG15FXはただMG10のアップサイジングモデルなだけでなく、歪みチャンネルとは別にいろいろなエフェクターが付属されています。
エフェクターを持っていなくてもいろいろ試せますし、持っていても自宅でちょっとやるだけなのにわざわざつなぐのが面倒な人にオススメ。
まとめ:エレキギター入門者・初心者にオススメのギターアンプ5選!
- スタンダードなギターアンプなら扱いやすいギターサウンドのVOX PathFinder10がオススメ。
- Ibanez IBZ-10GV2は3バンドイコライザーと主張しないルックスで使いやすい。
- スピーカーから音を出す予定がないならヘッドフォンアンプのVOX amPlug2が便利。
- ヘッドフォンとアンプが完全一体化したamPhoneは超オススメアイテム。
- 少し高くても良いサウンドを求めるならMarshallのMG GOLDシリーズ。
初めてだと自分の音の好みもイマイチわからなかったりするし、アンプの選び方もなにもないかと思います。
音の好みも聴く音楽も、エレキギターやってるうちに変わることも多いですし。
なので、選び方の一つとして「 見た目で選ぶ 」っていうのもオススメです。
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